052068 ランダム
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京都世界遺産を訪ねる<比叡山延暦寺>



アイコン2 比叡山延暦寺

天台宗の総本山延暦寺は、標高848年の比叡山中の深い杉木立の中に包まれています。
現在の比叡山延暦寺は、東搭・西搭・横川の三つの地区に分かれ、世界遺産に登録されています~。

平安時代、仏教勢力が強くなるのを嫌った桓武天皇が、都の鬼門を守る様にと最澄に命じ創建以来、この延暦寺の繁栄が始まったそうです~。
その後、国家鎮護の大寺院として隆盛を極め、白河法王が、鴨川の氾濫と同じく、
“我が意のままにならぬもの”として、その横暴を嘆くまでの勢いになったそうです~。

そして、元亀2年(西暦1571年)の織田信長の焼き討ちと繋がってゆきました。
その焼き打ちによって、建物の大半を焼失してしまったそうです。



大講堂。
昭和39年、山麓の坂本の讃仏堂を移築した物だそうです~。

その先を進むと・・・



木立に包まれた先には何とも言えない“ズシリ”と心に響くものがある、そんな雰囲気が心にも、辺りにも漂う、そんな場所だと感じましたぁ~。



延暦寺の中枢となる、国宝・根本中堂。

伝教大師(最澄)によって、延暦7年(西暦788年)に創建され、その後、何回も災害に遭いましたが、復興の度に規模も大きくなっていったそうです~。
現在の建物は、徳川家光の命にて、寛永19年(西暦1642年)に竣工したものだそうです~。



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この先は写真撮影禁止となっています~。
中へ入った瞬間、その様子を見て、ちょっと鳥肌が立つ程、威厳に満ちた場所だと感じましたぁ~。
回廊を通って仏堂まで行くのですが、今まで私が見てきた寺院とは、ちょっと違います~!
木々が繁り、緑が鮮やかぁ~~!

そして、ご本尊の秘仏の薬師如来を祀る宝前に進むと、根本中堂創建以来1200年もの間、一度も消えた事のない
“不滅の法灯”が光り輝いていました~。

別に私は信心深い訳ではないんだけど、歴史の重みを感じる瞬間でしたぁ~♪

それでもどぉ~にか中の様子を撮りたい~!って思うのですが・・・
でも、どぉ~やっても無理~!でしたわ~。ふふふ。


シャトルバスに乗り込み、次に向かった先は西搭と呼ばれる地区へ~。



杉木立と苔の緑が鮮やかで、とても眩しくてキレイでしたぁ~♪



にない堂。
左側が常行堂、右側が法華堂を廊下によって繋いでいます~。
弁慶が両堂を繋ぐ廊下に肩を入れて担った・・・との言い伝えから“にない堂”と呼ばれているそうです~。



西搭の中心のお堂になる、転法輪堂(釈迦堂)。

現在の釈迦堂は、延暦寺に現存する建築物の中で最古の物になるそうです~。
大津の三井寺の園城寺の金堂であったのを、豊臣秀吉が文禄4年(西暦1596年)に西搭へ移築したんだそうです~。
この時代、こぉ~言う建物の移築って、ちょくちょくしていた事だったのかしら~?


またまたシャトルバスに乗って移動、横川と呼ばれる地区へ~。




朱色の色も鮮やかな舞台造りの横川中堂。
ちょっと今まで巡って来た延暦寺の中にあって異色な感じがしましたぁ~。ふふふ。


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ここで思った事が一つ・・・。
延暦寺を観て回るなら根本中堂を一番最後に拝観するべし!かな~~。ふふふ。
あの感動は、最後に味わいたい・・・が本音でしたぁ~。ふふふ。

でも、初めて訪れた比叡山延暦寺は、大満足~~~♪
また、絶対に再訪したいです~~。


ライン12


アイコン ちょっと、ブレイク~アイコン
シャトルバスに乗り込んで東搭まで戻り、坂本ケーブル乗り場まで歩きました~。



坂本ケーブル乗り場の見晴台から望める、琵琶湖。
この日、天気は、ものスゴ~ク良かったのに、ちょっと白くけむってる感じだったのが残念~!


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行きは京都からバスで比叡山へ入りましたが、帰りは坂本ケーブルで下りて、ちょこっと坂本~大津巡りをしてみる事にしましたぁ~♪

アイコン2 日吉大社

比叡山を下り歩く事、10分程で日吉大社に着きましたぁ~。



ここ日吉大社は、全国約3800の日吉神社などの総本宮なんだそうです~。
広い境内には、東本宮と西本宮を中心に社殿が点在します~。
東西の本殿は、日吉造りと言って独特の建築様式になるんだそうです~。



西本宮の重要文化財の楼門と、国宝の本殿。

御祭神、大己貴神(おおなむちのかみ)は、天智天皇が668年の大津京遷都にあたって、大和国三輪山(大神神社)より御神霊をお迎えし大津京を始め、国家鎮護の神として祀られたそうです~。
国土を開拓、統治なされた神なんだそうです~。



東本宮の重要文化財の拝殿と、国宝の本殿。

東本宮の御祭神、大山咋神(おおやまくいのかみ)は、神代の昔より比叡山に鎮座する地主神なんだそうです~。
御神名の“クイ”と言うのは、山の樹木や、その麓の田畑の五穀をグイグイと伸ばして育てて下さる御神徳を指し、五穀豊穣から家庭日常生活の守り神なんだそうです~。


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日吉大社を後にして、京阪坂本駅まで歩きました~。



白い壁に石垣が続き、城下町の様な雰囲気が漂う町並みでしたぁ~♪
町のいたる所をキレイな水が流れていて、子供達が水遊びをする風景が、あっちこっちで見られました~♪


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京阪坂本駅から電車に乗り、大津の三井寺へと行きました~。

アイコン2 三井寺

正式名称は、長等山園城寺と称します。
三井寺は、686年に創建1300年以上の歴史を持つお寺さんだそうです~。



三井寺の仁王門。



この頃には、暑いし足も痛くなっていて、この階段は、かなりしんどかったぁ~~!ふふふ。



国宝、三井寺の総本堂になる金堂。

度重なる戦火に見舞われ焼失してしまったそうですが、
現在の金堂は、豊臣秀吉の正室、北政所によって、慶長4年(西暦1599年)に再建された物だそうです~。



近江八景の一つ“三井の晩鐘”として有名な鐘なんだそうです~。
その音色は、京都の平等院、神護寺の鐘と共に、日本三名鐘に数えられる程なんだそうです~。
どんな音色なのか聞いてみたたいわ~。


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今回、京都から比叡山へ入り、帰りは、坂本ケーブルで滋賀県側へ降り、大津周辺をちょこっと周ってみました~。
今回旅した時、ホ~ント暑くって、もっと訪れたかったお寺さんがあったのだけれど周りきれなかったのが本当に残念!
琵琶湖の周りにも、魅力的な所がたくさんあって、また機会を作って、ゆ~くり&の~んびり来たいと思いましたぁ~♪




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